１．医療事業団の補助金今年度は，社会福祉・医療事業団基金事業部様から補助金を頂き、福祉農園を利用するに当たって、健常者と障害者が共に農園で活動するために非常に有効な設備を整えることが出来ました。
一つは、日よけを作るための鉄パイプを購入し、それを組み立てました。来年には葦簾を取りつけ、日よけを完成させる予定です。
２．夏の除草作業
今まで夏場の除草作業はほぼ手作業で行っていたため，非常に重労働となっていましが、今年、背の高い草をなぎ倒すことの出来るハンマーアイフモア（除草機）と、なぎ倒した草を根元から掘り返す馬力の大きな耕耘機を購入しました。
これらを購入した結果，夏場の除草作業が非常に楽になり，第２，第３農園の除草作業に非常に効力を発揮しました。今後の農園の除草作業が非常にはかどると思います。
３．どくだみ荘と福祉農園の関わり
今年は，どくだみ荘の恒例企画の月見を，去年は障害者交流センターで行ったのですが，見沼福祉農園で行いました。農園代表の猪瀬さんや農園ボランティアの梶間さんのご協力もあり、利用者からも非常に好評でした。
福祉農園は，周りに高い建物がまったく無いので素晴らしい月を見ることが出来ました。来年は月見だけではなく、いろいろなイベントを農園で企画したいと思っています。
４．どくだみ荘利用者の農園の参加
利用者と農園の関わりですが、農園に行くこと自体を非常に楽しみにしています。農作業を実際に行うことは難しいものがありますが「農園でこれを作って欲しい、今の時期はこれが作れる」と言った要望を出し、それが収穫されることに参加意識を見出しているように思われます。職員もそのアドバイスによって非常に助けてもらっていますので非常にいい関わりあいを持っています。ボックスが出来ることによって，もっと積極的な利用者の参加が見込めると思います。来年は今年よりも利用者の意見を農園に反映させることが出来るよう努力したいと思います。
